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国際調達・取引実行

海外原材料調達で売り手を探す前に整える条件

硫黄やホウ酸などの大口原材料調達を例に、LOI、仕様、供給者確認、FCO、信用状、商流をどう整理するかを解説します。

硫黄やホウ酸などの大口原材料調達を例に、LOI、仕様、供給者確認、FCO、信用状、商流をどう整理するかを解説します。

案件は『商品を探す』だけでは進まない

大口の原材料調達では、商品名と希望価格だけを伝えても、有効な売り手提案にはつながりにくいのが実情です。数量、品質仕様、原産地条件、荷姿、仕向港、希望船積時期、Incoterms、支払手段まで揃って初めて、供給者は実行可能性を判断できます。最初のQuick Winは、売り手を大量に集めることではなく、売り手が回答できる購買条件を一枚にまとめることです。

買い手側で最初に準備する情報

会社情報、最終買主、月間数量、トライアル数量、品質規格、許容・禁止原産国、バルクまたは袋詰め、仕向港、価格の考え方、希望時期を整理します。LOIを発行する場合は、宛先、取引目的、署名権限、発行日を明確にし、会社の公式連絡先から真正性を確認できる状態にします。

売り手候補は存在確認だけでなく供給能力まで見る

登記やウェブサイトの確認だけでは不十分です。商品を実際に保有または供給する立場か、対象数量を扱えるか、原産地と積出港はどこか、過去の輸出実績を説明できるか、FCOや仕様書を発行できるかを段階的に確認します。仲介者が複数入る場合は、誰が売り手から権限を得ているかも確認対象です。

LCは早い段階で銀行と書類条件を確認する

信用状は商品そのものではなく書類に基づいて取り扱われます。発行銀行、取消不能・譲渡不能などの条件、支払時期、必要船積書類、検査証明、許容差、提示期限をSPAやFCOと整合させる必要があります。ICCのUCP 600等を前提にする場合も、実際の条件は利用銀行と専門家に確認します。

BTWが支援できる取引の進め方

BTWは購買条件の整理、買い手権限の初期確認、売り手候補探索、供給条件の比較、LOI・FCO・SPA・LCの不足項目整理、必要に応じたIOR・物流・請求フローの調整を一つの案件として扱います。匿名の当事者や最終用途が確認できない取引には対応せず、KYC、規制、制裁、銀行・物流事業者の条件を確認しながら進めます。

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本記事は一般的な情報提供を目的としており、法務、税務、通関その他の専門助言ではありません。実際の取引は商品、対象国および条件に応じて専門家へご確認ください